彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)
「マイフレンドさんは、初ログインポイントだけで満足できなかったから、友達紹介ポイントが欲しくて、マイフレンドである私にその話を教えてくれたんだと思う。私は、借金分のポイントだけもらえれば、良いと思ってるから、ゲットしたポイントを増やすためにかけゲームをするつもりはないよ。これ以上は欲張らない。」
「そうですね、その方がいいよ。」
「うん!だからその子から、紹介クーポン送ってもらえたから、今日試しに行ってみるつもり。」
「え!?1人で!?」
「うん、1人で。」
(・・・危ないな。)
「1人で平気だよ。だってこれ以上、すがちゃんを巻き込めないから。」
(そういわれても・・・)
はい、そうですか!と返事はできない。
(GREAT STAGEへの張り込み、亜都子ちゃんのおかげで、結果的に失敗した。客としての情報をつかめなかったからな・・・)
私もこれ以上、凛道蓮で調査するのは難しい。
(・・・菅原凛なら、『GREATSTAGE』に行っても不自然じゃないか・・・?)
よっちゃんという隠れみのもあれば、調査ができる・・・?
「よっちゃん、本当に1人で行くんですか?ネットの友達とはいえ、信用しきれるの?不安とか、ないの?」
「不安がないわけじゃないから・・・・もし、私が帰らないことがあった場合は、『GREATSTAGE』が原因だから、警察に通報してもらえると助かるから!よろしくね!」
「よろしくじゃないですよ!?信用できてないじゃないですか!?」
〔★警察という保険をかけた★〕