彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)



「ソーダなんていつでも食えるもんより、変わった味の方がいいよな、凛たん?」

「えー凛、ソーダ嫌か?」

「僕、ソーダ味がいいです♪」

「なっ!?」

「はっはっはっ~!ほらなー!?凛はソーダが良いんだ!よしよし♪」

「えへへ~ソーダ味、大好き♪」

「ぜってぇー違うだろう、凛たん!?瑞希が良いって言うから、ソーダ押しって言ってるよね!?本当は何が好きなの凛たん!?」

「ソーダ味です。」

(・・・本当はメロンソーダ味が気になるけど・・・・ナイショナイショ♪)



〔★凛は本音を隠した★〕



「ははは!残念だったな、烈司!凛はソーダ派だ!あきらめな!」

「そーだ、そーだ♪です!」

「シャレかよオメーら!?あーあ、凛たんが幸せならそれでいいけどよぉ~!くそっ!ぶどうサワーが美味いのによぉ~」

「わははは!すねんなよ、烈司!1口やればいいだろう~!?」

「1口と言わず、ソーダ以外の味も、凛道用に買ってやればいいだろう。」

「それだと凛ちゃん、ソーダと合わせて5本も食べることになるじゃない?お腹壊しちゃうわよぉ~?」

「うははは!せやったら、1口ずつかじって、冷凍庫に入れて、残りを数日かけて食べればええんとちゃいますぅ~!?」

「採用だ、ヤマト!」

「それで決定!」

「いいプランだわ!」

「食中毒には気をつけろよ。」

「いいこというじゃねぇーか、ラジオ!?わはははは!」

「いやぁ~そんなそんな!天才やなんて褒めんといて下さ~い!照れますわぁーうははは!」

「「「「そこまで言ってねぇ」」」」

「わはははは!」

「それならメロンソーダ味も追加するか。あれも美味いんだぜ、凛。」

「ぜ、ぜひ頂きます!」



思いがけず、私の気になる味を追加してくれる瑞希お兄ちゃんに、好感度が上がる。






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