皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした
リリーと別れ、冷え込みが厳しくなって来たのでジゼルを戻してから後宮のアリスの部屋へやって来た。
楽しそうだったな。
たまには、笑わせたい。
「寒くはないか?」
「顔が冷たいです。殿下は大丈夫ですか?」
「部屋を温めている間に、風呂に行くか」
「はい。あっ、リリーさんからいただいたの、飲んでみた方がいいのですかね…?」
「リリーの腕は確かだ。もしかすると、それを飲んでいるからあんなに見た目が変わらないのか…?」
「そうなのですか⁉︎それは期待できますね‼︎」
もらった小瓶を開けて飲み干したアリスは、やはり女なのだろう。
『美容』と言う言葉と、リリーの美貌に完全に騙されたようだ。
騙されたとわかったのは、風呂から出る直前のこと。
「んんんんんんっ…」
「どうしたっ⁉︎」
「うぁっ…なんか、変っ‼︎」
ポフっという音と共に、アリスが小さくなってしまった。
楽しそうだったな。
たまには、笑わせたい。
「寒くはないか?」
「顔が冷たいです。殿下は大丈夫ですか?」
「部屋を温めている間に、風呂に行くか」
「はい。あっ、リリーさんからいただいたの、飲んでみた方がいいのですかね…?」
「リリーの腕は確かだ。もしかすると、それを飲んでいるからあんなに見た目が変わらないのか…?」
「そうなのですか⁉︎それは期待できますね‼︎」
もらった小瓶を開けて飲み干したアリスは、やはり女なのだろう。
『美容』と言う言葉と、リリーの美貌に完全に騙されたようだ。
騙されたとわかったのは、風呂から出る直前のこと。
「んんんんんんっ…」
「どうしたっ⁉︎」
「うぁっ…なんか、変っ‼︎」
ポフっという音と共に、アリスが小さくなってしまった。