皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした
【アリス】
殿下のお膝に座って飴を食べる。
「これは読めるか?」
「はい、サミール王子宛のお手紙」
「お前は賢いな」
「元は変わってないですよぉ‼︎」
サミール王子にお手紙を書いた殿下の膝の上。
ご飯を食べる時も、殿下の膝の上…。
お風呂も、寝る前のお茶も…殿下の膝の上…………。
殿下が離してくれないっ‼︎
昨日はジェードさんに言って今王都で流行っている子ども服を私に買い与え。
『似合うではないか』とご満悦な顔をしていた。
ものすごーく、甘やかされている私は、ひたすら困惑しています。
意地悪されないし、ずっと頭撫でてるし‼︎
完全に子ども扱いである。
「アリス、おやつの時間だ」
「飴食べたので、いらないです」
「お前は欲が少ないなぁ。子どもはもっとワガママでいいのだぞ?」
「私はアリスです‼︎」
「あぁ、アリスだ」
プニプニと、柔らかいほっぺを摘まれた。
殿下のお膝に座って飴を食べる。
「これは読めるか?」
「はい、サミール王子宛のお手紙」
「お前は賢いな」
「元は変わってないですよぉ‼︎」
サミール王子にお手紙を書いた殿下の膝の上。
ご飯を食べる時も、殿下の膝の上…。
お風呂も、寝る前のお茶も…殿下の膝の上…………。
殿下が離してくれないっ‼︎
昨日はジェードさんに言って今王都で流行っている子ども服を私に買い与え。
『似合うではないか』とご満悦な顔をしていた。
ものすごーく、甘やかされている私は、ひたすら困惑しています。
意地悪されないし、ずっと頭撫でてるし‼︎
完全に子ども扱いである。
「アリス、おやつの時間だ」
「飴食べたので、いらないです」
「お前は欲が少ないなぁ。子どもはもっとワガママでいいのだぞ?」
「私はアリスです‼︎」
「あぁ、アリスだ」
プニプニと、柔らかいほっぺを摘まれた。