皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした
殿下の場合、正妃になる私が第一皇子を生むのが理想的。
ムダな跡目争いにならないためにも、私が男の子を産んだらいいと、自分でも思う。
殿下は殿下のお母様である皇后様の第一子。
それに、陛下の側妃に子どもはいないのだ。
それが理想的だし、殿下もリタ様やセレスティーナ様との間に子どもを作るつもりはないと思う。
私が…頑張らなきゃダメ…なのよね…?
「ひ、ヒナっ‼︎」
「はい?」
「私って、いつ殿下と子作りするのかしら‼︎」
「そ、それはおふたりの判断で…。えっと…いつですかね…?殿下もいいお年なのでそろそろ…」
「まだ21よ⁉︎早いわっ‼︎」
「この国では18、17で父になる男性が多いと思いますが…」
ですよね…。
私、ちゃんとできる…?
突き飛ばさない自信はないし、泣かない自信もない…。
「殿下次第ですよっ‼︎アリス様はそのまま殿下を受け入れればよろしいと思いますっ‼︎」
「ヒナも自分に同じことが言えて…?」
「す、すみません…」
とりあえずふたりで赤面した。
ムダな跡目争いにならないためにも、私が男の子を産んだらいいと、自分でも思う。
殿下は殿下のお母様である皇后様の第一子。
それに、陛下の側妃に子どもはいないのだ。
それが理想的だし、殿下もリタ様やセレスティーナ様との間に子どもを作るつもりはないと思う。
私が…頑張らなきゃダメ…なのよね…?
「ひ、ヒナっ‼︎」
「はい?」
「私って、いつ殿下と子作りするのかしら‼︎」
「そ、それはおふたりの判断で…。えっと…いつですかね…?殿下もいいお年なのでそろそろ…」
「まだ21よ⁉︎早いわっ‼︎」
「この国では18、17で父になる男性が多いと思いますが…」
ですよね…。
私、ちゃんとできる…?
突き飛ばさない自信はないし、泣かない自信もない…。
「殿下次第ですよっ‼︎アリス様はそのまま殿下を受け入れればよろしいと思いますっ‼︎」
「ヒナも自分に同じことが言えて…?」
「す、すみません…」
とりあえずふたりで赤面した。