―――桜田門―――
2人が、お客様が来た時、大山銀蔵はとても大らかに出迎えてくれた。大山銀蔵は『―――良く・・・いらっしゃいました・・・お連れの方は・・・彼氏・・・旦那様ですか?』と言われた。
大山銀蔵はニコッと笑っており、『―――君たち・・・手紙を見て下さった・・・ようですね?』と言った。良く着て下さった―――そう言うと、直人と連は丁寧にお辞儀をした。それから、彼等は部屋に案内されると、冥土さん達は『―――六時丁度に・・・食事になりますので・・・その間、お風呂に入っていてください・・・』と言い残していった。此処の部屋は一番階段寄りだった。そのの部屋が一番綺麗で安全である。彼女達は―――先に、レディーファーストであり、連は直人より先に、お風呂に入る事になった。此処は、豪邸な別荘のようで、お風呂も大きい―――。
彼女は脱衣所で、恥ずかしげもなく、服を脱ぎ去り、丸裸になった。それから、椅子を用意すると、身体をゴシゴシ洗い出し、頭も洗う事にした。ゴシゴシと奇麗に洗い流し、お風呂にざばーんと入った。お風呂の温度は四十二度で、とても熱かったが、温まるのに、丁度良い温度であった。
此処のお風呂は気持ちよく、豪邸にありそうなサウナにも入り、めちゃめちゃ良い思いをした。
他にも、女性が入って来ると、緑と結子が入って来た。その結子の姿に、連は吃驚してしまった。
『―――ゆ・・・結子?貴方・・・どうして・・・此処に?』
『―――あら・・・何言っているの?此処は・・・私の実家だもの―――』
大山銀蔵は偽名であり、本名は―――田口銀蔵と言うの―――此処に来た、どの有名な俳優より権力があり、田口銀蔵は自分の父親だと抜かした。実の父親でもあり、連と緑は笑っていた―――。
『―――貴方達・・・お知り合い・・・だったの?』
そう問い質すと、『―――ちょっとね・・・』と、連は言った。何故、こんなところに―――。
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