―――桜田門―――
大終章 エピローグ

第十章 エピローグ

―――あれから、子供達も大きくなり、三人とも、別々の会社に行くのかと思ったら、此処の『―――桜田門―――相談窓口―――』で働く事を夢見ており、警察官になる事にした―――。
警察官は簡単には出来ないが、市民を守るのが、警察の仕事でもある。国家資格の為、専門の警察学校に行く事もある。専門学校での学びは厳しく、とても難しい。亮と彩芽は、ミルクと名付けられた子供達は、吃驚した名前を披露していた。ミルクーーーお前、インチキするなよ?―――亮はしっかり者であり、高校生にもなり、三人は―――三年、二年、一年―――これはある意味凄い。
『さぁ・・・入学式迄・・・もう直だから、しっかりと校長先生の話を聞きなさい―――。』
今日は入学式であり、高校の制服を纏っており、しかかりと、話を聞く事にもなった―――。あれから、入学式になり、三人は勉強を教えっ子しようと思っており、ミルクは緊張していて、顔を俯けている。その時、一人の少年が現れると、『ミルクちゃん・・・お前、ミルクちゃんだろう?』と聞いてきた。ミルクはハッと見張ると、『―――そ・・・そうだけど・・・何故、知っているの?』と言った。ミルクは吃驚した様に見張ると、『―――警視総監に・・・似ているからだ。』と言い、彼女は『―――名前の事・・・不思議だと思うけど、仲良くして欲しいな―――。』と母親の連が言った。その言葉に、その少年はーーー川端正二と言い、同じクラスになるらしい。彼はぱぁ、と目を見張ると、『―――じゃぁ・・・また、後でね―――』と言い残し、走っていた。
それから、入学式は始まり、ミルクは変わった名前だけど、仲良くして欲しい。隣の子に声を掛けると、ミルクに二かッと笑った。
―――ありがとう―――
『―――さぁ・・・皆さん、入学式です・・・校長の声を・・・心して・・・聞いてください。』
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