―――桜田門―――
―――
―――あれから、数刻。彼女は美琴と夏海と淳を呼び、美琴の家に行く事になった―――。
四人で化粧を教えっ子する事になった。今の化粧は老けメイクが流行っており、淳は彼女のメイクの痕をみると、彼等は爆笑してしまったーーー。
桜田夏海は滅多に笑わないのに、笑っている―――他の人たちも、つられて爆笑してしまった。
「―――連ちゃん・・・そのメイク・・・どうやったの?私でも・・・メイクぐらい、出来るのに―――。」
「―――本当よ・・・貴方・・・何をしに来たの?吃驚するじゃない。」
「―――あ・・・果ては・・・男でも、出来たんじゃないか?」
あの連が結婚する事を聞くと、三人は驚いていた―――。いつもポニーテールに髪を結わい、巻き髪にしようともしない―――。それがどういう事か、ちゃんとした服を着て来た友達達は驚いた。茉菜はコーディネートを教え、夏海は服装を教え、淳は化粧の仕方を教えた―――。
化粧の仕方を教えてもらい、彼女はとても奇麗に髪形を変えて貰い、巻き髪にして貰った。
巻き髪にしてもらえると、更に、色々な髪形を試して貰う事にした―――。偶には、髪を切ってもらい、それでお洒落な髪形にしても良いんじゃないか?―――連達はそう思った―――。化粧を自分で出来るようになると、美琴と夏海と淳は、吃驚する程、彼女が奇麗に見えた―――。結婚する事は、ちゃんとした夫婦にならなければならない―――。どういう事か―――結婚生活というのは、結構大変でもあり、子供が出来たら尚更―――。だけど、それが幸せというものだ。誰かと喧嘩したり、起こったり、怒られたり、そういうのは、本当に幸せではなければできない。
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