―――桜田門―――
―――今、二人は家族で一緒に出掛けており、結婚式は晴れやかになった―――。
あれから、一週間後、ハワイに行く事になり、そこで結婚式を執り行う事になった―――。
結婚式は純白なドレスを身に纏い、男性はタキシードを着る―――。結婚式まで、後、一時間でもある―――。結婚式を執り行うのに、黒山緑と夏海と淳も来てくれた。更に、姉の茉莉が来た。彼女はずっと好きだった人と結婚しており、お腹には、二人目の赤ちゃんを身ごもっていた。
五歳の息子がおり、後、一月で生まれるかもしれない―――。産まれたら、名付け親になりたい。そう思っていた―――。逆に、麻友にも名付け親になって欲しい―――。
ずっと欲しいものがあれば、今の時代、何処へでも買いに行ける―――。連は結婚式の挨拶で、こんな風に思っている―――。
―――貴方は・・・今、幸せですか?
そう答えが欲しい・・・
『―――そう・・・貴方は・・・幸せなんだよ?家族もおり、旦那もおり、仕事も出来て。だから、その幸せを・・・自分で守っていく事でもある―――。それが出来て・・・初めて、幸せになったというんだよ?』
神父さんからのメッセージで、彼等はグッと来てしまった。最初は、自分が結婚て思っていたが、明が良い人だと知り、警察官として、一緒に居られる―――。警察官は楽しい―――。
時々、偽善者っぽい事を言うが、連は全く気にしない―――。
―――私・・・子供も欲しい・・・最低、二人―――。
そう―――それが家族と言う物でもある。
< 25 / 133 >

この作品をシェア

pagetop