―――桜田門―――
彼は吃驚したようで、連は誠という兄貴がおり、優斗と言う、婚約者があり、幸せに暮らしていた。鈴木誠は思ったより良い人で、今迄、連の悩みも聞いてくれた―――。家族の事だとか、警察での仕事ですら―――色々と、ちゃんと聞いてくれた―――。
彼は連を幸せにする―――ずっと好きだった人、彼女は覚えてはないようだが、小学生の頃、一緒に遊んだ覚えがある―――。連と誠はずっと前から、好き合っている筈だった―――。
旦那候補になったのは、それを覚えて欲しくて、後、ずっと好きだったからである―――。連には黙っていたけれど、まさかバレていたとは思っていなかった―――。早く眼を覚まして欲しい。
連はずっと知らずにいた筈、なのに―――。連は二十歳で結婚できると、聞かされていなかった―――。だから、彼女は時々、寂しそうな顔をする―――。
誠と連は今迄、愛し合っており、木村優斗が婚約者になっても、ずっと好きで居られるかどうか、困っていた。結婚式のキスをしてしまい、彼女は泣いていた。連は誠が気になっており、禁断の愛に繋がっていた。ずっと好きでもあり、彼女は―――連はいつもの様に、一緒に気持ちを言った。
その日、彼は『―――御前なんか・・・好きになるか?』とはっきりと言われ、彼女を泣かしてしまった。彼はアメリカに行く事になり、彼女は泣く泣く諦めてしまい、悔しい思いをしていた。その数年後、アメリカで女性を見付けてしまい、さっさと結婚してしまった。それの手紙が届き、連はずっと泣いていた。だけど、木村優斗と言う男性に出会い、生活が変わっていった。ずっと好きでもあり、一緒に居たかったけれど、諦める事になり、警察官を全うする事になった。警察官は人を殺さなければならない時があり、とてもじゃないけれど、自分は人を殺す事は出来ない。連は御じい様の約束をした事を思い出すと、じわっと涙を浮かべていた。
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