―――桜田門―――
『世間は警察を甘く見ている―――。それはどういう事か、警視総監ならこそ分かる事だ―――。世間が可笑しくなったのは、日本の政治の仕方の所為だ―――。警察としては、政府にちゃんと働いて貰わないと、人の命を助けたり、被疑者を逮捕できなかったり、絶望のどん底に陥った人もいた―――。そんな警察の役割を忘れてはならない―――。警察の役割を忘れると、返って自分の命を落とす事も考えられる―――。警察官として、これは言っておかなくてはならない―――。貴方は・・・人の命を救えていますか?そんなつもりだった―――。今日、一つの事件がありました。それは―――今日、警察官ではなく、非番の日に、一軒の電話があった―――。それは―――警察を標的にした―――爆弾予告だった―――。警察への挑戦だとは思うが、これは―――爆弾処理班が見付けなければならないのに、未だ、確認できていない。一つ―――犯人からのヒントが送られ、其れを解いたら、爆弾は爆発しない―――。警察は慌てていた―――。犯罪心理学の人も焦っていた―――。ヒントは―――俺は今、大事な人を失った。その場所へ来い・・・正し、一人でな―――。大事な人とは誰なのか、直ぐに、問いただした―――。それに・・・犯人は仕事をしている声だった―――。この声・・・何処かで―――。そう思い、自力でパソコンを使って、該当する人々を探していた―――。大事な人とは、家族―――そう・・・家族だった。この事件の犯人―――。あの時、会った人物かも知れない。それは派遣会社でもあり、彼女は一年だけ此処で働いていた―――。もしかすると―――。彼女はその場から離れ、とある場所に警察を待機させると、連はとある場所に向った―――。これは派遣会社の人であり、一人―――母親を失くして、路頭に迷っている人を辞めさせてしまった事がある―――。それを恨んでいるのだろうか?派遣会社は今、警察の検視が入り、爆弾から、人の命を守るために、爆弾を探していた―――。』
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