―――桜田門―――
周りの警察は彼女を摑まえると、救急車を呼んだ―――。彼女は即、救急車に乗せられ、病院に向った―――。病院は市立病院であり、警察は愕然としていた―――。漸く、彼女は家族で警察官になれることを喜んでいた―――。彼女は一人友達を亡くすところだった―――。人を撃つという事が、どういうことか、やっとわかった―――。うろ覚えだったのが、会話が聞こえていた―――。自分は助かるのか?――—。それとも、もう二度と警察に戻れないのか?――—警察の職務だけでなく、友達も応援していた―――。
まるで破天荒ぶりな様子の彼女が運ばれ、警察関係者は黙ってしまったーーー。麻友は一体彼女はずっと警察を守って来てくれた―――。最初は、彼女のやり方が強引だとか、頭が良すぎと言われて僻んでいた。だけど、今頃、彼女の存在の大きさに気づいた―――。
彼女は人を信じすぎる時があり、人の中身を見る事が苦手のようだった―――。最近、それを学んだ筈なのに―――。
ずっと一緒に居られる筈、だったのに―――。誠と明は病院にいた―――。彼女はマスクをし、あれから、目を覚まさない―――。誰もが一緒に爆弾を探していた―――。本当の爆弾犯を逮捕出来たものの、結果がこれである―――。それは誰もが詳しく聞き及んだ。爆弾犯は一緒におり、彼女は笑っている。だけど、本当は男性であり、愛美の振りをしていた―――。
男性は本名―――加木屋忍であり、何故、派遣会社に爆弾を送ったのか。それを問い正した―――。彼は女性に変身してしまい、警察の奴らは困っていた―――。更に、先程、昨日、麻友とあったと、未確認情報を受け取り、彼らは吃驚した―――。
―――未確認・・・情報か・・・
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