―――桜田門―――
鈴木連は今、退院出来る事になった。仕事に復帰できる事がになり、今、パソコンの前科者の資料を見ていた。彼女は―――連は前科者の中で、未だに、悪い事をしている事もあるし、見覚えのある人を、見かけたりした。彼女は記憶そうお室にはならなかったが、良く助かったと思った。鈴木家の女房になり、今、義理の兄貴になった誠の事は、忘れる事にしたかった。だけど、近親相姦になってしまう。ずっと好きだった訳でもあるが、誰にも言えず、2人だけの関係だった。小さい頃から、2人は近親相姦ギリギリの事をしそうになった。彼女は―――連は御じい様に文句を言う。
『―――どうして・・・私達は・・・一緒にいられないの?近親相姦って・・・何?』
小さき頃から、聞いてきたが、誰もがぎょっとしており、『―――あんた・・・何を聞いているの?子供が・・・そんな事をしてはいけません・・・』と言われて育って来た。誠はズキット胸を痛めると、『―――俺は・・・お前の事・・・好きじゃない・・・』と言い放った。それから、荷物の整理をすると、この家から出て行ってしまった。行く当てもなく、彼はアメリカ迄行くと言い出し、アメリカの警察官になる事を、豪語していた。アメリカの警察はとても怖い人がいるイメージがある。警察が捕まえるには、色々と、捜査をしなければならず、鈴木誠は泣いていた。
『―――ごめんね・・・ごめんね?』
それから、彼等は再開しており、関係を精算しようとしていた。精算しようとしていた。手紙を送り、送られたりした。その手紙を見た途端、連は御じい様に相談する事にした。アメリカまで行って、奥様を一目見たい。そうすれば、諦めが付くのではないか?―――誰もがそう思った―――。
アメリカ人の奥様の、ミーシャさんはお菓子屋さんを営んでおり、鈴木誠はそこの家で警察官をしていた。
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