―――桜田門―――
温泉巡りは子供達にとっても、楽しみにしている。将来、一緒になる人を、幸せにする覚悟を持って欲しい。御互いに生き生きとしており、元気一杯である。子供は風の子ーーー昔から、言われている。とても可愛い子供達で、愛おしい。男の子はキャッチボール、女の子は料理を作っている。
母親の料理を見ながら、自分もメモをしながら、料理という物は覚えていくものでもある―――。
此処の温泉のメニューはとても美味しく、肉のサイコロステーキがあり、ジュワジュワ~と、焼いていた。ジューシーでとても美味しい。子供達にも、お気に召したようで、デザートのバニラのアイスを頂く事にした。肉料理は何処の国にも必要な物であり、ケーキも美味しく出来ている。シャトレーゼはとても美味しく、最近、ケーキの食べ過ぎになってしまう。誰もが笑っていた―――。
虹色ケーキはとても美味しく、甘さが丁度良かった。だから、味わって食べていた。ケーキ大好きっこであり、二人の子供達も、美味しい、美味しい、と食べていた。ケーキはチョコが中身になっており、ジェルで酒を固めており、隠し味に言い、そんなけーきだったし、見た目が変っている。
『―――美味しいじゃない・・・私・・・此処の店・・・好きだわ・・・それに・・・』
ずっと好きだったけれど、こんなに、直人と子供達を愛する事が、大事とは思っていなかった。失って―――初めて、好きになった人と結婚できたのは、当り前のように、嬉しかった。結婚式をしたら、木村家が大事にしてくれると思った。大好きな人々は、いなくなる程、残された家族にとって、深い傷を与える。それでも、生きて行かなければならない―――。
だから、連は家族を失わないように、相談窓口を作る事になる。迷宮入りしそうな事件に遭遇した人やお金に困っている人々を、助ける事業をして欲しい。そのようなアンケートが来ていた。警察の人々を、世の中から選び出し、全うな仕事が出来そうな人々を呼び出した。
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