―――桜田門―――
此処には―――警察官にもなりたい人々も、沢山、沢山いる。警察官は国家資格でもあり、試験を突破しないと、刑事にはなれない。刑事と言うのは、刑事課の人達の事で、強行犯係の刑事が、殺人事件を担当する事になっている。子供達は小学校に通えるようになり、今、あれから、一年が経ち、小学一年生にもなり、学校で元気いっぱいに育っていた。四歳の妹の彩芽も、後、もう少しで小学生でまる。そろそろ―――仕事も本格的に出来る。そう思った。会社を作ったのは良いが、本当に上手く行くのか?―――一瞬、不安が過った。此の不安は誰にでもあり、『―――良し・・・』と、気合を入れなおした。すると、連はすぅ、と何かが抜ける感じがし、頑張れる気がした。とても大事な人ほど、直ぐそばにいるーーー有名な歌を聞いており、今、大好きと言った。
『―――大好きって・・・言ってくれるのか?』
連は真面目な顔をすると、どうしても、彼女と一緒に居たいという、独占欲が出てきてしまう。独占欲は、好きな人を独り占めしたい、そう思う事でもある。温泉に入り、彼女と共に入っていると、ドキドキ、としていた。緊張しすぎており、思わず鼻血を吹きそうになる。真っ裸でもあるが、ちゃんと隠したけれど、直人はその様子に、ドキドキ、しており、思わず顔を反らしていた。
温泉は混浴が一番良くて、色々な人々を、入れる事にもなり、困った変態さんもいた―――。
普通に、胸を触って来る人がおり、とてもうざったい男性がいた。その人に、一発食らわせてやった。そうすると、彼は吃驚してしまい、『―――ち・・・面白くねぇ・・・』と叫んでいた。
『―――貴方こそ・・・変なとこ・・・見せてないで・・・出て行きなさい・・・』
『―――な・・・何だと?』
『―――お馬鹿さんね!!!』
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