再動のtca回路
 ~ 三階 屋上階段前 ~


「ここがあたしたちの作戦の要よ奴を屋上に誘き寄せる 失敗したらあとはお好きなようにって感じね」

「どっちがここで待機するんだ?」

「あたしが誘き寄せるわ、あんたじゃ目的を忘れそうだからね あたしは魔術能力を持っているしね 奴もなにも考えずに追ってくると思うし」

「あぁそれは、それでいいとしてお前のその性格どうにかならないのか?」

「うっさいわね、あんたがうまくとどめをささないといけないの分かってんの? 一撃とは言わないけど誘いだしたらいっきに叩くのよ、はずして人質とかにはならないでよ 絶対に 」

「わかってるよ、お前も手筈どうりやれよ」

「奴もしらみつぶしにこっちを探してくるそろそろ来てもいいころよ、あたし能力で奴の居場所特定まではいかないけど感覚ぐらいならわかるわ、準備をはじめましょ」




屋上の月明かりの中填放の能力で屋上に砂を撒き、ドアから屋上のはしのフェンスにワイヤーを2本腰より少し低い位置で張る
「どうする、これをしても意味がなかったら」

「知らないわよ そんなこと考える前に位置につきなさい」

そのとき、填放が「ん!?、・・・・近づいてるわ あたしはここにまた来るからしっかりやるのよ」といい、填放は銃を自分に打ち、  消える



             「いよいよか・・・・・」
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