浮気な彼と恋のマジックドライビング
「あぁ、俺同中なんだよ。
しばらく不登校になってそのあと転校したんだよ。

冴島夏生っていう名前で親が再婚して高山になったんだよな。

美人だったから覚えてるよ」

「守ってやりたいよな。

あんなにもサッカーが好きなのにプレイできないんだもんな」

あまりにも理不尽で、彼女の身におきた酷すぎる出来事に怒りがこみ上げる。

「俺が守ります。

彼女のことは俺が守ります」

握りしめた拳はおもいきりロッカーを殴っていた。

彼女を助けたい、側に寄り添い守りたいと。







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