浮気な彼と恋のマジックドライビング
そう…もうすぐだった。

俺の目標する金額にあと少しで到達するところだった。

別れ話をされた今、もはやバイトなんて行く意味なんてなくなったのに…目標に到達するさせるためにいまだにバイトを続けている俺は意地になっていた。

必死になりすぎて、なつとの未来だけを楽しみに想像しすぎて俺は明莉ちゃんに指摘される今の今まで気がつかなかった。

目の前のことが見えていなかったあまりにもバカな俺に愕然とした。
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