浮気な彼と恋のマジックドライビング
みんなにかまわれて、遊び疲れた翼が私の腕の中でウトウトしだすと、柊が
「翼、おいで」
と私の腕から翼を抱き上げ
「そろそろ帰るか」
と優しく微笑む。
私の好きないつまて変わらない優しい笑顔。
私たちは、みんなに挨拶をして柊が運転する車で私たちの家へむかう。
「なぁ夏生、そろそろ二人目作らないか?」
「ふふっ。
私はいつでもかまわないよ?
エースストライカーがその気になれば二人目も三人目も思うがままでしょ?」
「まぁな。
でも…またしばらくなつに手が出せなくなるな。
今夜は翼もはしゃぎ疲れてよく寝てるからなつを思う存分堪能してお互いに十分触れあったら…翼の弟か妹つくってやろう」
信号待ちで伸ばされた手が私の頭を引き寄せて柔らかな唇が重ねられる。
「なつ、大好きだよ」
「うん。私も、柊が好き」
そっと指を絡めて手を握りしめ車が静かに走り出す。
溢れだすお互いの想いを私たちは誰に遠慮することなく言葉にのせる。
言葉にできなかった長年の想いをいまもなおまだ口にする。
言葉にしてもしたりないくらい私は柊が大好きで柊も私が大好きで。
いつまでも変わらず愛を囁く。
いつか夢見た子供たちとサッカーボールを追いかける日々もそう遠くはないだろう。
大好きな人の腕の中で眠りにつく。
いつまでも変わらぬ愛を耳元で囁かれながら。
ー完ー
「翼、おいで」
と私の腕から翼を抱き上げ
「そろそろ帰るか」
と優しく微笑む。
私の好きないつまて変わらない優しい笑顔。
私たちは、みんなに挨拶をして柊が運転する車で私たちの家へむかう。
「なぁ夏生、そろそろ二人目作らないか?」
「ふふっ。
私はいつでもかまわないよ?
エースストライカーがその気になれば二人目も三人目も思うがままでしょ?」
「まぁな。
でも…またしばらくなつに手が出せなくなるな。
今夜は翼もはしゃぎ疲れてよく寝てるからなつを思う存分堪能してお互いに十分触れあったら…翼の弟か妹つくってやろう」
信号待ちで伸ばされた手が私の頭を引き寄せて柔らかな唇が重ねられる。
「なつ、大好きだよ」
「うん。私も、柊が好き」
そっと指を絡めて手を握りしめ車が静かに走り出す。
溢れだすお互いの想いを私たちは誰に遠慮することなく言葉にのせる。
言葉にできなかった長年の想いをいまもなおまだ口にする。
言葉にしてもしたりないくらい私は柊が大好きで柊も私が大好きで。
いつまでも変わらず愛を囁く。
いつか夢見た子供たちとサッカーボールを追いかける日々もそう遠くはないだろう。
大好きな人の腕の中で眠りにつく。
いつまでも変わらぬ愛を耳元で囁かれながら。
ー完ー