浮気な彼と恋のマジックドライビング
顔を赤くした私を見て、自分で何を言ったのか理解した柊は軽く咳払いして立ち上がった。

「いくぞ、なつ。
食後の運動付き合え」

目を細めて微笑む柊の笑顔がとっても…好き。

親しくなればなるほど、そばにいればいるほど、私は彼に引かれその笑顔を独り占めしたくなる。

片瀬柊斗に私は初めて会った日からずっと…苦しいくらいに心を奪われていた。
< 9 / 77 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop