僕と恋したら。
おかえり(田中樹)
(田中樹編)


田『ねぇ、行くのやめたら?』

「え〜ムリ。約束してるし…」

今日は、友達と飲む約束してて準備をしてた。
樹が行かせたくないのは男の人もいるからだろう。


「樹、仕事は?」

田『もう少ししたら迎えに来てくれる。』

明らかに不機嫌で、まるで子供みたい…

「終わったら、連絡するよ。ちゃんと一次会で帰るし。」

田『うん、行ってきます。』


寂しそうな背中で仕事に向かう樹。

ラジオの収録だから、帰りも遅くなる。





< 20 / 33 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop