最後のキスが忘れられなくて
お互い部屋の中で立ったままだ。
「良菜。」
「何?」
「俺と付き合ってほしい。」
「へっ?」
「へ、じゃないよ。」
「いきなり、何?」
「つまりだ、もう幼なじみではなく、恋人として見てほしい。」
「恋人として?」
「そうだ。」
「それって、それって。」
「何も問題ないだろ?」
「大有りよ。」
「どこが?」
「だって、私たちは幼なじみなのよ。」
「だから?」
「だから、だから。」
「特に問題なしだな。」
「でもね。」
「何でもないだろ?」
「そうじゃなくて。」
「俺のこと、嫌い?」
「好きだけど。」
「俺もずっと好きだった。」
「私もずっと好きだったけど。」
「けど?」
「なんていうか、恥ずかしい。」
いきなりキスされた。
それはかなり強引で
がっしりと肩を抱かれて
身動きできないまま唇を奪われるような
激しく吸われて離さず
何度もキスしまくる彼に
私は一瞬カッと頭に火がつき
そのまま身体がほてって
自分の身に何が起こったのかを冷静に考えられず
されるままで時間が止まった。
やっと解放されたら息切れと同時に
私はへなへなとカーペットの上に座り込んでしまった。
「良菜。」
「へ?」
「へ、じゃないよ。立って。ほら。」
周一に腕を取られて立ち上がった。
「しっかり立って。もう一度だ。」
「へ?」
「へ、じゃない。顔こっち。」
腰に腕を回されてしっかりとあごを固定された。
さらに開いた両脚の間にぐいと片脚が入った。
それはなにやら堅い筋肉で
私の柔らかい太ももにぴったりと張り付いた。
「んぐ。」
周一の激しいキスに頭がくらくらしてどうにかなりそうだ。
ま、まだ?
やっと唇が離れた。
「朝までやりたい。」
「ちょ、ちょっと、どうかしてる。」
「足りない。」
「足りない?」
背中に手が回った。
密着した身体があまりにも堅くて
初めての感覚に驚いた。
もう小学生の周一ではない。
周一は男で
私は女だ。
「周一?」
「良菜。どうしても欲しい。」
「わかったから。もうわかったから離して。」
少し身体が離れた。
「どうわかった?」
「周一が私を欲しいっていうことが。」
「今日はこの辺で帰るよ。」
「そうした方がいいわね。」
私は弱々しい表情で答えた。
「じゃ、またな。」
「良菜。」
「何?」
「俺と付き合ってほしい。」
「へっ?」
「へ、じゃないよ。」
「いきなり、何?」
「つまりだ、もう幼なじみではなく、恋人として見てほしい。」
「恋人として?」
「そうだ。」
「それって、それって。」
「何も問題ないだろ?」
「大有りよ。」
「どこが?」
「だって、私たちは幼なじみなのよ。」
「だから?」
「だから、だから。」
「特に問題なしだな。」
「でもね。」
「何でもないだろ?」
「そうじゃなくて。」
「俺のこと、嫌い?」
「好きだけど。」
「俺もずっと好きだった。」
「私もずっと好きだったけど。」
「けど?」
「なんていうか、恥ずかしい。」
いきなりキスされた。
それはかなり強引で
がっしりと肩を抱かれて
身動きできないまま唇を奪われるような
激しく吸われて離さず
何度もキスしまくる彼に
私は一瞬カッと頭に火がつき
そのまま身体がほてって
自分の身に何が起こったのかを冷静に考えられず
されるままで時間が止まった。
やっと解放されたら息切れと同時に
私はへなへなとカーペットの上に座り込んでしまった。
「良菜。」
「へ?」
「へ、じゃないよ。立って。ほら。」
周一に腕を取られて立ち上がった。
「しっかり立って。もう一度だ。」
「へ?」
「へ、じゃない。顔こっち。」
腰に腕を回されてしっかりとあごを固定された。
さらに開いた両脚の間にぐいと片脚が入った。
それはなにやら堅い筋肉で
私の柔らかい太ももにぴったりと張り付いた。
「んぐ。」
周一の激しいキスに頭がくらくらしてどうにかなりそうだ。
ま、まだ?
やっと唇が離れた。
「朝までやりたい。」
「ちょ、ちょっと、どうかしてる。」
「足りない。」
「足りない?」
背中に手が回った。
密着した身体があまりにも堅くて
初めての感覚に驚いた。
もう小学生の周一ではない。
周一は男で
私は女だ。
「周一?」
「良菜。どうしても欲しい。」
「わかったから。もうわかったから離して。」
少し身体が離れた。
「どうわかった?」
「周一が私を欲しいっていうことが。」
「今日はこの辺で帰るよ。」
「そうした方がいいわね。」
私は弱々しい表情で答えた。
「じゃ、またな。」