利害関係から恋愛へ発展する方法
思わず。祐二の方へ行こうと
ソファーから立ち上がろうとした瞬間

「ぷっあはははは、何だよお前かよ」


祐二が大声で笑いながら玄関へと向かった。


どうやら、モニターで確認できたらしいけど
顔見た瞬間笑うって

一体誰なんだろう・・・


どうしていいか分からず

再びソファーに腰を下ろすと

廊下から祐二と・・・


「うわ、おい女いんじゃん。早く言えよ」


坊主に赤髪、そして唇や耳にはたくさんのピアスという

何とも奇抜な男性が現れ

私の姿に驚いている。


「お前に、女がいるぞって言ったとこで
何か変わんのか?言ってもズカズカ上がり込むだろ」


「そりゃ、そうだろ。ちげーよ、ほら
俺の身だしなみを整える時間がだな」

と言いながら髪を手で整えているけれど


「その坊主頭のどこ整えるんだよ」


すかさず突っ込みをいれている。
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