利害関係から恋愛へ発展する方法
車を降り、エレベーターに乗り・・・
家の前に着いた時

男の足取りが止まり
その先には
知らない女性が立っているわけで。

長い金髪の髪に、ミニスカートから細い脚が見え
顔は小さいのに、切れ長の目が印象的な
綺麗な人だ。

その2人の雰囲気から

あぁ、元彼女・・だ。

なんて・・・・分かっているものの
私はどうすればいいか分からず
ただ、黙って見ているしかできず

そんな私の方を見て

元彼女らしき女性は

「一か月で違う女ね・・・」

なんて言っているけれど
それは、大きな誤解であり・・・

けれど

「何か用?」

そんな彼女の言葉を無視し
肯定も否定もしない男の返答に

「用もないのに来るわけないじゃん」

怒るのは当然の事である。
< 46 / 213 >

この作品をシェア

pagetop