御曹司に身分違いの恋をしました。
母の話を聞いて
母が哀れで可哀想になった。
好きな人と一緒になれず
次に信頼できる人と知り合ったと思ったら
とんでもないロクデナシ。
「離婚成立したさ
3人で旅行行かない?」
「そんな贅沢なことは・・・」
「一生懸命稼ぐからさ!
拓実だって協力してくれるわよ
これからがんばろ〜!的な
頑張ろう会をやろ」
「いいね」
「母さん!父さんと別れる時は
思ってること心の中を全て
ぶちまけないとダメだよ?
言いなりになんてならないでよ?」
「わかってる!
どっちが親かわからないね
自分で言うのもあれだけど
いい子に育ったわね」
「そうでもないよ?」
「ううん そこら辺の同い年の子より
しっかりしてるわよ」
「そうだ!
あたし実の父に会いたいんだけど
ダメ?」
「うーん それは。。。」
ロクデナシの父が脅してお金を請求したあと
書き物を交わした中の条件に
2度とお金は請求しない
連絡はしないと言う条件に
養父がそれなら
実の子供とも会わせないと言う条件を
付けたそうで向こうもそれで
了解したと言う。
今更だけど実の父も
隠し子が居たとなれば世間から
批判を受けるだろう。
「そうなのね
もう父のことは考えないようにする!
どうせ居ないと思ってた人だから」
「いつかは会わせてあげるわね
私が死ぬまでには・・・きっと」
「死ぬ?そんなこと言わないでよ
今死なれたら困るから!」
「わかってる
これから頑張らなきゃいけないんだから
ここらで倒れるわけいかないわ
ただいつかは!ってことよ」
そんな日が来ても来なくても
私たちは私たちだから。