御曹司に身分違いの恋をしました。


フカフカのベット
安心感からかいつの間にか
寝入ったようだ。


ベットの振動で目が覚めた。


横の淵に山口さんが座っていた。


「ごめん起こしちゃった」


「あっ!ごめんなさい
気持ち良くて・・・ついウトウト」


「いいんだよ まだ寝ててもいいよ」


「もう終わったんですか?」


「やっとね」


「大変ですね」


「疲れたぁー本当急な依頼だし
疲れたよー」


「お疲れ様でした」


「癒してよ」


と横へ転んで密着。


「あたしでよければ。。。」


「ふふっ」と笑ったと思うと
すぐに追い被さってきた。


癒してよって
私が癒されてる。


今抱えてることを
一瞬でも忘れさせてくれる
やっぱり山口さんは魔法使いだ。


ーーー好きーーー
ーーー大好きーーー


そんな言葉はグッと飲み込む
それだけは言ってはいけない
私たち恋人同士じゃないんだから。


「はぁー」と大きな息と共に
私の上から横へゴロリと向きを変えた山口さん。


「癒すはずがあたしが
癒されちゃった」


「ばーか!誘ってんの?またする?」


「え?」


「そんな可愛いことを
そんな顔して言われると
こっちも・・・また・・・」


また私の身体の上に追い被さり
キスの嵐。


「無理無理!
すぐは無理」


「時間開けばオッケ?」


「うん あっ!はい
5分くらい」


「あはは5分でいいの?」


「いや。。。えっと」


「愛華も疲れてるんだから
無理はさせないよ
まだ寝ていいよ」と腕枕。


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