御曹司に身分違いの恋をしました。
母も離婚したし
昼と夜のすれ違いになるから
母と力を合わせて頑張って
弟をちゃんと卒業させて。。。と
話した。
「離婚が成立したのか?」
「はい あんな父はいらないです!
迷惑ばかりかけて
挙げ句の果てには不倫して借金まで残こ」
怒りのあまり借金の話を出しそうになった。
「借金?」
「いえ あたしに払わせたお金のことですよ」
「違うだろ」
「え」
「父親は借金を母に払わせるんじゃないのか?」
「違います違います」
否定はしたものの
川相さんにこのまま甘えてしまおうか?
立て替えてもらって少しづつ支払おうか
とも一瞬考えた。
でも、川相さんがそこまでしてくれる筋はない
言わない方がいい
私は口を閉じた。
「本当に色々とありがとうございました
川相さんに出会えて幸せでした
本当にありがとうございました」
私は電話を切った。
これからどうしよう
とりあえずお腹が目立たない間
しっかり働こう
母も働いているから
月50000は払える。
例え元金がチリぐらいしか減らなくても
増えることはないんだから
何年かけても払えばいい。
産むと決意したからには
母として頑張らなくちゃ。