きらきら星に魅せられて
「ねぇ、2人とも」

惺くんが練習を再開したので、2人を追いかけに来た私。

昇降口で発見した。

「わっ!びっくりした」

「芽唯.....。その笑顔怖いよ」

「冗談って言ってなかった?」

「いや、そのー。まぁ気が変わったと言うか、ね?」

「そうよ。それより芽唯があの無愛想王子と恋人関係にあった方が驚きよ」

「そうだよ!いつから?」

「え、ちょっと待ってよ。私は野山くんと恋人関係なんかじゃない」

「またまた〜。照れちゃって」

「いや本当に違うってば!」

「じゃあどうゆう関係?」

「えーっと実は.....」

私は惺くんとの出会いを説明した。

あ、もちろん惺くんとじゃなくて“野山くん”との出会いだけど。

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