Until the sun appears 〜 暗い世界で 〜

「ブッ!あはははは!」

私が質問をすると、いきなり、
金髪の髪の毛の男が吹き出した。

「アハハッ!こんな子初めて見た!」

「フフっ。面白いね君」

金髪に釣られてか、ミルクティー色の男の人と、
さっきのピンク色の男の子?も笑い出す。

「普通、俺らを目の前にした女って
だいたい媚び売ってくるんだけど…アハハ!」

「…媚び?」

なぜこの人たちが笑っているのか、
なぜこの人たちを目の前にした女が媚びを売るのか
わからない。

そして最大の謎は、私はなぜ呼ばれたんだろうか?

「…お前、俺たちのこと知らねぇのか?」

ようやく口を開いたのは、駿斗?という人。
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