鬼の目にも慕情
「あんたはここで待ってろよ。俺は彼女に会ってくるから。大学行く前に会っておかないと、浮気してんじゃないかって嫉妬されて面倒なんだよ。
女と会ったら連絡するから迎えよろしくー」
はいはい。
「10分ですからね」
聞いてんのか?
さすがに男のマンションで待つわけにもいかず、彼女が待つというアパートの前で待機することにした。
一応、家からは連れ出したって、柿原隊長に連絡入れておくか。
”はぁ!?今すぐ追いかけろ!逃げる気だぞ!”
「え!でも、10分だけって」
”バカ息子の言うことは何一つ信じるなって言ったろ、馬鹿!”
う…、耳が痛い。至近距離で怒鳴られてるみたい。
”ったく、今からそっちに向かう”
うわ、来るのか。鬼の隊長が鬼の形相で来るのか。俺が逃げたいくらいだよ。
女と会ったら連絡するから迎えよろしくー」
はいはい。
「10分ですからね」
聞いてんのか?
さすがに男のマンションで待つわけにもいかず、彼女が待つというアパートの前で待機することにした。
一応、家からは連れ出したって、柿原隊長に連絡入れておくか。
”はぁ!?今すぐ追いかけろ!逃げる気だぞ!”
「え!でも、10分だけって」
”バカ息子の言うことは何一つ信じるなって言ったろ、馬鹿!”
う…、耳が痛い。至近距離で怒鳴られてるみたい。
”ったく、今からそっちに向かう”
うわ、来るのか。鬼の隊長が鬼の形相で来るのか。俺が逃げたいくらいだよ。