止まったままの時計~変わらないモノ~

「おはよう~♪」

と元気よく…。

はあ~。

『真実、あんた朝っぱらからテンション高すぎ…。 ついて行けない…。』

とため息まじりに言った。

すると真実は、

「え~!!ひどい! さっき朝来たときだって、挨拶しても知らんぷりだし…。」
と膨れながら言った。

えっ!?

うそ…?

『真実、私に声かけたの?』

「そうだよ~? さっきのでおはようって言うの2回目なんだよ?気づかなかったの?」

『うん…。ってゆうか真実、いたんだ?』

「居たよ~?まあギリギリだったけどね~!! ってゆうか、存在自体気づかないなんて軽くショック~。」

といつもより小さな声で言った。

そんな真実の発言もスルー…。

それにしても…
私、そんなにボーっとしてたんだ…。

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