氷河くんのポーカーフェイスを崩したい。
#24 御曹司
#24 御曹司
――で。
「手伝ってもらってごめんね?」
「雑用なら任せて下さい!」
なぜかラグビー少年も、片付けを手伝ってくれることに。
せっかく2人きりだったのに……。
いや、まあ、そこは仕方ないにしろ。
このあと当麻氷河の家に行くって話は、どうなるの?
「部外者なのに親切にしてくれてありがとうございます!」
いやいやいや。
パシってるんだよ。
散らかった部室の片付けなんて面倒な仕事この上ないからな?
「読むか」
おお、あの当麻氷河が自分からコミュニケーションをはかってる。
「あざっす!……これがアイスホッケーなんすね」
部室に置かれていた雑誌を当麻氷河から手渡され、まじまじと眺めるラグビー少年こと真柴くん。
聞けばクラスは隣だそうだ。
「すげえ……なんか漢のスポーツって感じですね」
「女子アイスホッケーもあるよ」
「マジっすか」
「男子とルールが違うから別のスポーツみたいに感じるかもしれないらしいけど、カッコいいよね」
――で。
「手伝ってもらってごめんね?」
「雑用なら任せて下さい!」
なぜかラグビー少年も、片付けを手伝ってくれることに。
せっかく2人きりだったのに……。
いや、まあ、そこは仕方ないにしろ。
このあと当麻氷河の家に行くって話は、どうなるの?
「部外者なのに親切にしてくれてありがとうございます!」
いやいやいや。
パシってるんだよ。
散らかった部室の片付けなんて面倒な仕事この上ないからな?
「読むか」
おお、あの当麻氷河が自分からコミュニケーションをはかってる。
「あざっす!……これがアイスホッケーなんすね」
部室に置かれていた雑誌を当麻氷河から手渡され、まじまじと眺めるラグビー少年こと真柴くん。
聞けばクラスは隣だそうだ。
「すげえ……なんか漢のスポーツって感じですね」
「女子アイスホッケーもあるよ」
「マジっすか」
「男子とルールが違うから別のスポーツみたいに感じるかもしれないらしいけど、カッコいいよね」