氷河くんのポーカーフェイスを崩したい。
「ほんと? そう思う!?」
画面から顔をあげると、
「思うよ」
氷河くんが――……
「笑った」
「は?」
「今、笑った!」
「なんだよ。笑ったくらいで」
「珍しいもん。やっぱりアイスホッケーのことになると反応いいよね」
「いや。今のは、お前が」
わたし?
「……かわいいなと。思って」
「え?」
「依里奈が」
「っ」
「おい」
氷河くんの腕に、抱きつく。
「もっかい言って?」
「言うかよ」
「えー、なんで」
画面から顔をあげると、
「思うよ」
氷河くんが――……
「笑った」
「は?」
「今、笑った!」
「なんだよ。笑ったくらいで」
「珍しいもん。やっぱりアイスホッケーのことになると反応いいよね」
「いや。今のは、お前が」
わたし?
「……かわいいなと。思って」
「え?」
「依里奈が」
「っ」
「おい」
氷河くんの腕に、抱きつく。
「もっかい言って?」
「言うかよ」
「えー、なんで」