氷河くんのポーカーフェイスを崩したい。
#07 選択肢
#07 選択肢
駐車場には、車が二台用意されていた。
「エリナちゃんは。俺と一緒ね」
成澤にエスコートされ、ワゴン車に乗り込む。
「……車で向かうの?」
「そうだよ。なにせ荷物がね」
見ると、大きなスポーツバッグがつんであった。
「こんなに持ち物あるんだ?」
「装備品が色々と。スティックもあるから」
「……スティック。これ?」
野球のバットよりもずっと長い、ゴルフクラブとはまた違う形状の棒を発見。
これらを自転車で運ぶのは大変そう。
電車やバスも混雑してたら持ち込むの躊躇うだろうし、車がないと移動は難しいのだろう。
「そうそう」
「これを使って……。なにをするの」
全然想像できないんだけど。
「それは見てのお楽しみってことで」
運転席に座ったのは、リキヤさん。
免許あるの?
すごいなあ。大人って感じ。
「ナリ」
藍さんが乗り込んでくる。
「ちゃんと説明した? 帰り遅くなるって」
駐車場には、車が二台用意されていた。
「エリナちゃんは。俺と一緒ね」
成澤にエスコートされ、ワゴン車に乗り込む。
「……車で向かうの?」
「そうだよ。なにせ荷物がね」
見ると、大きなスポーツバッグがつんであった。
「こんなに持ち物あるんだ?」
「装備品が色々と。スティックもあるから」
「……スティック。これ?」
野球のバットよりもずっと長い、ゴルフクラブとはまた違う形状の棒を発見。
これらを自転車で運ぶのは大変そう。
電車やバスも混雑してたら持ち込むの躊躇うだろうし、車がないと移動は難しいのだろう。
「そうそう」
「これを使って……。なにをするの」
全然想像できないんだけど。
「それは見てのお楽しみってことで」
運転席に座ったのは、リキヤさん。
免許あるの?
すごいなあ。大人って感じ。
「ナリ」
藍さんが乗り込んでくる。
「ちゃんと説明した? 帰り遅くなるって」