氷河くんのポーカーフェイスを崩したい。
黒い。
非常にブラックなオーラがフジオから見える。
ここはもう
速やかに退出を――……
「ちなみに彼とは。どこまで?」
――――!?
「な……んですか。いきなり」
いくら顧問でも生徒のそこまで把握する必要なくないですか。
「避妊は」
「え」
そんな直球に……?
「もしかして。つけずに――」
「ちゃんとしました!!」
なんなの。
「そうですか」
保健室の先生として、指導を?
いやいやいや。
「頭痛、貧血」
「……もしかして。今朝、倒れたの」
見られていた、とか。
「五十嵐くんに抱きかかえられていましたね」
「あ、あれは」
支えてもらわなきゃ倒れていたから助けてもらったんです。
「酷似しているんですよ。初期症状と」
「……え?」
「妊娠の」
非常にブラックなオーラがフジオから見える。
ここはもう
速やかに退出を――……
「ちなみに彼とは。どこまで?」
――――!?
「な……んですか。いきなり」
いくら顧問でも生徒のそこまで把握する必要なくないですか。
「避妊は」
「え」
そんな直球に……?
「もしかして。つけずに――」
「ちゃんとしました!!」
なんなの。
「そうですか」
保健室の先生として、指導を?
いやいやいや。
「頭痛、貧血」
「……もしかして。今朝、倒れたの」
見られていた、とか。
「五十嵐くんに抱きかかえられていましたね」
「あ、あれは」
支えてもらわなきゃ倒れていたから助けてもらったんです。
「酷似しているんですよ。初期症状と」
「……え?」
「妊娠の」