氷河くんのポーカーフェイスを崩したい。
「はい、これ」
天ちゃんが、真柴くんになにか手渡した。
プロテインかなと思ったけど違った。
「ブルーベリーっすか」
サプリメントのようだ。
なんだか目に良さそうだが。
「あげる」
「あざっす!!」
パックを追いやすくなったりする効果があるのかも。
「初心者のあなたが――それも強豪校相手の試合で大活躍することは、誰も期待してない」
なんてこと言うの……!?
「闇雲に打って決められるほど甘くない。下手くそが10回シュートしようと20回シュートしようと入らない」
【でも】――と、天ちゃんは続けた。
「粘り強く守ることはできる」
…………!
「今からソワソワしてどうするの」
ひょっとして天ちゃん。
真柴くんの力を抜こうとして……?
「ただでさえ舐められそうなのに。もっと気合い入れなさいよ」
「うす!」
天ちゃんが、真柴くんになにか手渡した。
プロテインかなと思ったけど違った。
「ブルーベリーっすか」
サプリメントのようだ。
なんだか目に良さそうだが。
「あげる」
「あざっす!!」
パックを追いやすくなったりする効果があるのかも。
「初心者のあなたが――それも強豪校相手の試合で大活躍することは、誰も期待してない」
なんてこと言うの……!?
「闇雲に打って決められるほど甘くない。下手くそが10回シュートしようと20回シュートしようと入らない」
【でも】――と、天ちゃんは続けた。
「粘り強く守ることはできる」
…………!
「今からソワソワしてどうするの」
ひょっとして天ちゃん。
真柴くんの力を抜こうとして……?
「ただでさえ舐められそうなのに。もっと気合い入れなさいよ」
「うす!」