氷河くんのポーカーフェイスを崩したい。
#46 おつかれ
第2ピリオド開始。
フェイスオフでパックを奪われた。
「あれがレギュラーの……?」
「はい」
遊んでいるかのようにパックを運んでいく顎髭のイナダさん。
こちらのDFなんて、あってないように交わしていく。
――格がちがう
「ちなみに副キャプテンの稲田くんですが。少年時代をアメリカで過ごされています」
アメリカもアイスホッケーが盛んな国の一つだ。
「よくそんなこと知ってますね」
出場メンバーの一覧を見れば、学年くらいならわかるけど。
それ以上の選手の情報ってわからないよね。
「小耳に挟みました」
調べでもしないと。
「……チェックしてるんじゃないですか」
「なにか」
「いえ」
ツンデレ顧問め。
フェイスオフでパックを奪われた。
「あれがレギュラーの……?」
「はい」
遊んでいるかのようにパックを運んでいく顎髭のイナダさん。
こちらのDFなんて、あってないように交わしていく。
――格がちがう
「ちなみに副キャプテンの稲田くんですが。少年時代をアメリカで過ごされています」
アメリカもアイスホッケーが盛んな国の一つだ。
「よくそんなこと知ってますね」
出場メンバーの一覧を見れば、学年くらいならわかるけど。
それ以上の選手の情報ってわからないよね。
「小耳に挟みました」
調べでもしないと。
「……チェックしてるんじゃないですか」
「なにか」
「いえ」
ツンデレ顧問め。