あなたの隣にいてもいいですか
「大雅君、ごめんね、まった?」
「茉実ちゃん、久しぶり。すごいね。ドレスアップした茉実ちゃんに会うの初めてだな。すごいかわいい。」
「ふふ、ありがとね。りえちゃんほど、きれいじゃないけど」
敢えてりえちゃんの名前だすと、仏頂面の表情を隠そうともせず無言で車を走らせた。
「お腹は空いてる?」
「空いてない。二次会といいつつ、親族の方も出席してて、ちょっとした披露宴みたいな感じだったから、食事もちゃんとしてたんだ。大雅君は空いてる?」
「俺も大丈夫。じゃあ、お茶しよう」
大雅君は想像していたより、元気そうだ。表情もなんだか生き生きしている気がする。二次会会場からあまり離れてない場所の駐車場のあるカフェに連れて行ってくれた。ここなら落ち着いて話できそうだ。
「今日、りえと別れたんだ。」
「え?!別れたの?りえちゃん、別れるって?」
「うん。すごく大変だったけど、別れることになったよ」
あのりえちゃんが・・・大雅君のいない人生なんて考えられない、といつも言っていたりえちゃんが別れに同意するとは、信じがたいが、大雅君が別れたというならきっとそうなのだろう。
「結局、ご両親とのことが原因なの?」
「茉実ちゃん、久しぶり。すごいね。ドレスアップした茉実ちゃんに会うの初めてだな。すごいかわいい。」
「ふふ、ありがとね。りえちゃんほど、きれいじゃないけど」
敢えてりえちゃんの名前だすと、仏頂面の表情を隠そうともせず無言で車を走らせた。
「お腹は空いてる?」
「空いてない。二次会といいつつ、親族の方も出席してて、ちょっとした披露宴みたいな感じだったから、食事もちゃんとしてたんだ。大雅君は空いてる?」
「俺も大丈夫。じゃあ、お茶しよう」
大雅君は想像していたより、元気そうだ。表情もなんだか生き生きしている気がする。二次会会場からあまり離れてない場所の駐車場のあるカフェに連れて行ってくれた。ここなら落ち着いて話できそうだ。
「今日、りえと別れたんだ。」
「え?!別れたの?りえちゃん、別れるって?」
「うん。すごく大変だったけど、別れることになったよ」
あのりえちゃんが・・・大雅君のいない人生なんて考えられない、といつも言っていたりえちゃんが別れに同意するとは、信じがたいが、大雅君が別れたというならきっとそうなのだろう。
「結局、ご両親とのことが原因なの?」