あなたの隣にいてもいいですか
週末、大雅君から連絡があり、松嶋君と二人でウチに来るらしい。実家の両親が驚かないように、気をつかって松嶋君を連れてきてくれるのだろう。松嶋君はサッカーみて退屈じゃないのか。
お昼の支度をして二人の到着を待つと、大雅君からの着信で出ると松嶋君が、家の前についてとのこと。ガレージの中に車をしまってもらい、入ってもらう。
母と一緒に玄関に出迎えると二人ともきちんと挨拶してくれて、ケーキを両親の分までいただいて母もニコニコしている。大雅君は前にりえちゃんと一緒に来てくれたことがあるので松嶋君と先に二階に上がってもらう。ケーキを分けて冷蔵庫に入れている間
お母さんが
「今日はりえちゃん一緒じゃないのね。」
「りえちゃんとは一応別れたらしいよ。同じ会社だから今も会ってるみたいだけどね」
「じゃあ、茉実ちゃん、大雅君にすればいいじゃない」
「はい?そんなわけいかないでしょ。今もりえちゃん側にいるんだし」
「でも、別れたんでしょ?」
「そうだけど・・・。大雅君とは全然そんな話になってないから」
大雅君はもうぐる留学するんだ。りえちゃんと距離を置くことに精一杯で、私とのことなんか全く考えてないだろう。第一、私は大雅君から好きと言われたことはない。りえちゃんから留学の事実を聞いてから大分経つが、大雅君は何も言ってこない。
お昼の支度をして二人の到着を待つと、大雅君からの着信で出ると松嶋君が、家の前についてとのこと。ガレージの中に車をしまってもらい、入ってもらう。
母と一緒に玄関に出迎えると二人ともきちんと挨拶してくれて、ケーキを両親の分までいただいて母もニコニコしている。大雅君は前にりえちゃんと一緒に来てくれたことがあるので松嶋君と先に二階に上がってもらう。ケーキを分けて冷蔵庫に入れている間
お母さんが
「今日はりえちゃん一緒じゃないのね。」
「りえちゃんとは一応別れたらしいよ。同じ会社だから今も会ってるみたいだけどね」
「じゃあ、茉実ちゃん、大雅君にすればいいじゃない」
「はい?そんなわけいかないでしょ。今もりえちゃん側にいるんだし」
「でも、別れたんでしょ?」
「そうだけど・・・。大雅君とは全然そんな話になってないから」
大雅君はもうぐる留学するんだ。りえちゃんと距離を置くことに精一杯で、私とのことなんか全く考えてないだろう。第一、私は大雅君から好きと言われたことはない。りえちゃんから留学の事実を聞いてから大分経つが、大雅君は何も言ってこない。