あなたの隣にいてもいいですか
「明日の土曜日は何をしていますか?」
歩きながら、岸本さんが聞いてきた。
明日・・・
明日は、学生時代の友人の一人が結婚するのでそのプレゼント選びをその他の友達とする予定だった。
「明日は夕方から予定があって・・昼間なら大丈夫なんですけど」
「じゃあ、日曜日は?」
「日曜日は大丈夫です。」
「鎌倉行きませんか?」
「鎌倉・・・」
「さっき、甘いものお好きだって言っていたので。おすすめの甘味処があるんです。お寺みたり、散歩しながら、行きませんか?」
「はい。是非。楽しみにしてます」
日曜日・・・早速誘われてしまった。今度は二人で会うんだ。緊張するけど、楽しみだな。
久しぶりにフワフワする気分で帰宅し土曜日も一日中、明日何着ようかな、髪型どうしようかなと、岸本さんのことがずっと頭から離れなかった。
翌日の日曜日、待合せ場所に行くと背の高い岸本さんが立っているのが、少し離れた場所からでも見える。私服の岸本さん・・品の良いさらっとしたニットに、黒のスラックス。休日も出来る男、という感じで様になっている。
「お待たせしてすみません。今日はよろしくお願いします」
「こちらこそ。 来てくれてありがとうございます。
あの、同い年だし、敬語なしでいいですか?茉実さんも」
「はい。」
「じゃあ、よろしくね」
歩きながら、岸本さんが聞いてきた。
明日・・・
明日は、学生時代の友人の一人が結婚するのでそのプレゼント選びをその他の友達とする予定だった。
「明日は夕方から予定があって・・昼間なら大丈夫なんですけど」
「じゃあ、日曜日は?」
「日曜日は大丈夫です。」
「鎌倉行きませんか?」
「鎌倉・・・」
「さっき、甘いものお好きだって言っていたので。おすすめの甘味処があるんです。お寺みたり、散歩しながら、行きませんか?」
「はい。是非。楽しみにしてます」
日曜日・・・早速誘われてしまった。今度は二人で会うんだ。緊張するけど、楽しみだな。
久しぶりにフワフワする気分で帰宅し土曜日も一日中、明日何着ようかな、髪型どうしようかなと、岸本さんのことがずっと頭から離れなかった。
翌日の日曜日、待合せ場所に行くと背の高い岸本さんが立っているのが、少し離れた場所からでも見える。私服の岸本さん・・品の良いさらっとしたニットに、黒のスラックス。休日も出来る男、という感じで様になっている。
「お待たせしてすみません。今日はよろしくお願いします」
「こちらこそ。 来てくれてありがとうございます。
あの、同い年だし、敬語なしでいいですか?茉実さんも」
「はい。」
「じゃあ、よろしくね」