あなたの隣にいてもいいですか
ゆっくり滑っていると、後ろから絢ちゃんがやっほーと追い付いてきた。

「これ滑ったら、下で少し休むね。」

「私も休みます!結構疲れたー」

私がすっかり疲れて言うと、絢ちゃんも一緒に二人で休むことにした。

絢ちゃんが飲み物買ってきてくれて
席を確保し、二人で休む。

「絢ちゃん、上手なんだね。 今シーズン、何回目?」

「まだ2回目ですよ。スノボは全部で4回目」

「へえー、それなのに、すごいね。
 りえちゃんも大雅君も、超上級者だもんね」

「松嶋君が一番上手いですよ。
 スキーの大会とか出たことあるみたい」

「へぇ!すごい!
 今日、ゲレンデ来てから一度も見てないけど見てみたいなー」
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