あなたの隣にいてもいいですか
大雅君の背中を見送っていると携帯が鳴った。ディスプレイに「航生さん」と表示されている。
ここで、長話になると、終電乗れなくなるな・・とボンヤリと考えていると、音が途切れてしまった。まあ、いいや。あとでメールしよう。。
航生さんを後回しにするなんて・・この頃から航生さんの気持ちに少しずつ自信が持てなくなってきたのかもしれない。
翌日の朝、航生さんからの着信で目が覚めた。昨晩は家に着いた後、おやすみ、のメッセージを送って寝てしまった。
「おはよう、寝てた?」
「うん。今起きた。昨日、電話気付かなくてごめんね。」
気付いてたけど、嘘をついた・・・
「ううん。昨日遅かったの?」
「うん。飲み会があって。航生さんの電話、多分ちょうど電車乗ってた頃だったから、ごめんね」
「ううん。大丈夫だよ、俺もそのまま寝ちゃったから。
茉実、今日は?俺、昼間ちょこっと仕事行きたいから夕方待合せして一緒にご飯食べない?」
「うん、わかった。どの辺で待合せする?」
「お好み焼きかもんじゃ、食べたいな。下町のほう、行ってみる?」
「了解~。じゃあ、航生さんの職場の側まで行くよ何時ころ目指せばいい?」
「17時には出るようにするから」
「ん。じゃあ、後でね」
航生さんが変わらず誘ってくれるのはもちろんうれしい。でも、週末も仕事や私と会っていて最近はご両親と会話している様子もない。きっと何も進展していないのだろう。いつもでこのままなのか・・・不安、というか、落ち着かないというか。長期戦でいくしかないのかな。
ここで、長話になると、終電乗れなくなるな・・とボンヤリと考えていると、音が途切れてしまった。まあ、いいや。あとでメールしよう。。
航生さんを後回しにするなんて・・この頃から航生さんの気持ちに少しずつ自信が持てなくなってきたのかもしれない。
翌日の朝、航生さんからの着信で目が覚めた。昨晩は家に着いた後、おやすみ、のメッセージを送って寝てしまった。
「おはよう、寝てた?」
「うん。今起きた。昨日、電話気付かなくてごめんね。」
気付いてたけど、嘘をついた・・・
「ううん。昨日遅かったの?」
「うん。飲み会があって。航生さんの電話、多分ちょうど電車乗ってた頃だったから、ごめんね」
「ううん。大丈夫だよ、俺もそのまま寝ちゃったから。
茉実、今日は?俺、昼間ちょこっと仕事行きたいから夕方待合せして一緒にご飯食べない?」
「うん、わかった。どの辺で待合せする?」
「お好み焼きかもんじゃ、食べたいな。下町のほう、行ってみる?」
「了解~。じゃあ、航生さんの職場の側まで行くよ何時ころ目指せばいい?」
「17時には出るようにするから」
「ん。じゃあ、後でね」
航生さんが変わらず誘ってくれるのはもちろんうれしい。でも、週末も仕事や私と会っていて最近はご両親と会話している様子もない。きっと何も進展していないのだろう。いつもでこのままなのか・・・不安、というか、落ち着かないというか。長期戦でいくしかないのかな。