あなたの隣にいてもいいですか
それにしても、いつも仲良しな二人だ。それなのに、大雅君には彼女がいる・・・つい、その事実を忘れそうになるほど、二人が一緒にいるときは自然体だ。りえちゃんが楽しそうにしているかぎり、私が口出すことじゃないとは思うけど、、大雅君はどうするつもりなんだろう。
あれから、航生さんとは平日の夜2回食事に行った。だけど、週末は連絡はくるがもう2週間会っていない。
「茉実ちゃん、元気?今日出かけること、航生さんには?」
「言ってない。聞かれてないし」
「そっか。茉実ちゃんさ、この際きっぱり航生さんとは別れて、次の恋とかすればいいのに」
大雅君がサラッと言ってきたが
「まーねー。だけど、次の恋とかはしばらくはもう無理だし、前も言ったけど、私から別れるとは言うつもりないし」
「私だったら嫌だけどなー。どんなに覚悟してても、別れを言うのは自分からがいい。言われたらやっぱり傷つく」
りえちゃんの言うこともわかるし私だってそうだ。だけど、航生さんが私と別れるときは私とはお付き合いを続けられない、って思った時だそれが、ご両親のことだけの理由では言ってこないだろう。だけど、この前「育ってきた環境が大事」と言った航生さんは自分の考えだと思う。彼が私対して、それを感じていることは確だ。彼の場合、そのことと比例して私への恋愛感情はなくなってくるだろう。既になくなってきているのかもしれない。
「私もりえちゃんの言うように、言われたらやっぱり傷つくよ。だけど、航生さんに別れを言うことは、言われた時と同じくらい多分傷つく。航生さんはもっと傷つくと思うし。だからやっぱり言えない」
「う~ん、分かるような、分からないような、だね。まあ、でも何かあったら言ってね。暇なときはまたあそぼ」
あれから、航生さんとは平日の夜2回食事に行った。だけど、週末は連絡はくるがもう2週間会っていない。
「茉実ちゃん、元気?今日出かけること、航生さんには?」
「言ってない。聞かれてないし」
「そっか。茉実ちゃんさ、この際きっぱり航生さんとは別れて、次の恋とかすればいいのに」
大雅君がサラッと言ってきたが
「まーねー。だけど、次の恋とかはしばらくはもう無理だし、前も言ったけど、私から別れるとは言うつもりないし」
「私だったら嫌だけどなー。どんなに覚悟してても、別れを言うのは自分からがいい。言われたらやっぱり傷つく」
りえちゃんの言うこともわかるし私だってそうだ。だけど、航生さんが私と別れるときは私とはお付き合いを続けられない、って思った時だそれが、ご両親のことだけの理由では言ってこないだろう。だけど、この前「育ってきた環境が大事」と言った航生さんは自分の考えだと思う。彼が私対して、それを感じていることは確だ。彼の場合、そのことと比例して私への恋愛感情はなくなってくるだろう。既になくなってきているのかもしれない。
「私もりえちゃんの言うように、言われたらやっぱり傷つくよ。だけど、航生さんに別れを言うことは、言われた時と同じくらい多分傷つく。航生さんはもっと傷つくと思うし。だからやっぱり言えない」
「う~ん、分かるような、分からないような、だね。まあ、でも何かあったら言ってね。暇なときはまたあそぼ」