あなたの隣にいてもいいですか
翌週
久しぶりのクッキング教室で、りえちゃんと一緒になった。航生さんとの別れをりえちゃんに話すと
「辛かったね。茉実ちゃん、偉かったね」と、言ってくれた。
「相談にのってくれてありがとね。りえちゃんと大雅君がいてくれたから私も強くいられたよ。大雅君にもよろしく言っておいて」
「うん。もちろん。
実はね、大雅、彼女と別れたの。ちゃんと私と、私だけと付き合うことになったんだ。」
「そうなの??そうなんだ、よかったね。」
ずっとつらい思いをしていたりえちゃんだから本当に良かったと思う。
しかし、大雅君は大丈夫だろうか。大雅君のことを思うと、以前、彼女のことを聞いたとき、あんなにはっきり「彼女とは別れない」と言い切っていたのに・・喜んでいいのかどうか分からない。
「大雅君って、最近忙しいの?またゆっくり会いたいな。この前、サッカーの雑誌もらった私の職場の人に大雅君のサッカー熱を話したら、ぜひ今度一緒に飲もうって」
「えー、大雅喜ぶよ。 言っておくね」
りえちゃんには申しわけないけど、話をそらしてしまった。
久しぶりのクッキング教室で、りえちゃんと一緒になった。航生さんとの別れをりえちゃんに話すと
「辛かったね。茉実ちゃん、偉かったね」と、言ってくれた。
「相談にのってくれてありがとね。りえちゃんと大雅君がいてくれたから私も強くいられたよ。大雅君にもよろしく言っておいて」
「うん。もちろん。
実はね、大雅、彼女と別れたの。ちゃんと私と、私だけと付き合うことになったんだ。」
「そうなの??そうなんだ、よかったね。」
ずっとつらい思いをしていたりえちゃんだから本当に良かったと思う。
しかし、大雅君は大丈夫だろうか。大雅君のことを思うと、以前、彼女のことを聞いたとき、あんなにはっきり「彼女とは別れない」と言い切っていたのに・・喜んでいいのかどうか分からない。
「大雅君って、最近忙しいの?またゆっくり会いたいな。この前、サッカーの雑誌もらった私の職場の人に大雅君のサッカー熱を話したら、ぜひ今度一緒に飲もうって」
「えー、大雅喜ぶよ。 言っておくね」
りえちゃんには申しわけないけど、話をそらしてしまった。