Snow drop
②
(1)
家を出て繁華街へと向かう途中
近くのコンビニでエネルギーを補給することにした。
入店音がなり、自動ドアが開き入ろうとしたその時。
出てきた男の1人と肩がぶつかった。
ぶつかったと言っても掠ったくらい。
「ねぇ、肩当たったんだけど?」
と男が声をかけてきたが私はそれを無視して中へ入る。
「45番1個ください。」
店員に注文し、会計を待っている時。男に肩を押された。
「何ですか?」
私は触られた肩を手で払いながら男へ視線を向ける。
それが気に食わなかったのか男は大声を上げキレた。
「肩ぶつかったっつってんだろうが!!」
「あぁ、あれぶつかったって言うんですか。私的には掠った程度だったのでwww」
馬鹿にするように笑みを浮かべると男は額に青筋を立てていた。