Snow drop

(1)


家を出て繁華街へと向かう途中
近くのコンビニでエネルギーを補給することにした。

入店音がなり、自動ドアが開き入ろうとしたその時。
出てきた男の1人と肩がぶつかった。
ぶつかったと言っても掠ったくらい。

「ねぇ、肩当たったんだけど?」

と男が声をかけてきたが私はそれを無視して中へ入る。

「45番1個ください。」

店員に注文し、会計を待っている時。男に肩を押された。

「何ですか?」

私は触られた肩を手で払いながら男へ視線を向ける。
それが気に食わなかったのか男は大声を上げキレた。

「肩ぶつかったっつってんだろうが!!」

「あぁ、あれぶつかったって言うんですか。私的には掠った程度だったのでwww」

馬鹿にするように笑みを浮かべると男は額に青筋を立てていた。
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