Snow drop
落ち着いたのを見てからさっきの事を話すと、彼女は腹が立ったから蹴ったと言った。
それを聞いた瞬間吹き出すかと思ったと同時に普通の神経じゃないと感じた。

他にもこの子には色々面白いことがありそうだ

俺は彼女について色々と聞こうとしたその時、彼女からお前は誰だと質問された。

「俺の事知らない?」

そう聞くと彼女はテレビ等は見ないから分からない、と返してきた。
珍しい この地域の子じゃないのかな……?

「俺はイツキ。君は?」

「私は……」

突如振動し始めたスマホを彼女は苦い顔をしながら耳に近付けた。
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