Snow drop
どっちも凄いけど、こうも間近でやられるといつか私に当たりそうで怖い
そろそろ降ろして欲しいし"あれ"やるか……
私はそう言って目に涙を溜め、1粒2粒と零す。
幾つか雫が頬をつたった後ミツキがそれに気づき手を止める。
「は?何急に止まって―」
ミツキの視線に追ってレイジも私を見る。
私と目線があった後、元々大きな目をさらに大きく開きそのまま動きを止めた。
「彩月ちゃ……泣いてるの?」
私の鼻を啜る音が響く中レイジが聞いた。
そして私を降ろし、頬の涙を拭った
「ミツキの、パンチ当たるかと思って怖かった……
当たったら死んじゃうんじゃないかって」
大袈裟すぎるか?と思ったが
嘘は言ってないしいいか!とも思っていた私なのである。
「ごめんね、彩月ちゃんに当てないようにすればいいとしか考えてなかった。怖い思いさせて本当にごめんね……」
レイジはすぐ謝ってくれた。
「俺も、周り見れてなかった……ごめん」
ミツキが謝った途端辺りがざわめいた。
どうやらミツキが謝るのは珍しいらしい
謝るのが珍しいってどんなんだよ。
そろそろ降ろして欲しいし"あれ"やるか……
私はそう言って目に涙を溜め、1粒2粒と零す。
幾つか雫が頬をつたった後ミツキがそれに気づき手を止める。
「は?何急に止まって―」
ミツキの視線に追ってレイジも私を見る。
私と目線があった後、元々大きな目をさらに大きく開きそのまま動きを止めた。
「彩月ちゃ……泣いてるの?」
私の鼻を啜る音が響く中レイジが聞いた。
そして私を降ろし、頬の涙を拭った
「ミツキの、パンチ当たるかと思って怖かった……
当たったら死んじゃうんじゃないかって」
大袈裟すぎるか?と思ったが
嘘は言ってないしいいか!とも思っていた私なのである。
「ごめんね、彩月ちゃんに当てないようにすればいいとしか考えてなかった。怖い思いさせて本当にごめんね……」
レイジはすぐ謝ってくれた。
「俺も、周り見れてなかった……ごめん」
ミツキが謝った途端辺りがざわめいた。
どうやらミツキが謝るのは珍しいらしい
謝るのが珍しいってどんなんだよ。