Snow drop

何はともあれ喧嘩は中断され私は無事解放された。
ほっとしたのか腹の虫が空腹を訴えてきた

「あれ、昼飯食べてないの?」

立派な音 と笑いながらアツミ聞かれ頷く
アツミ達も今から昼食にするらしく、一緒に行こうと言われた。

「遠慮しときます」

私はすぐさま断った。
えぇーー と声を上げられたが、私は知っている。
彼らと行ったら注目されることを そして確実にあらぬ噂を立てられる
私の平和な学生ライフ(?)を邪魔されたくない

「俺達もお腹すいてるし一緒にいこーよ?」

「いやいいです。」

「なんで?」

なんでって……そんなの言われなくても分かるでしょ

「私目立つの嫌いだから」

私は本心をそのまま伝えた
すると 目立たなければいいんだろ とセラが言う。

divaはそこに立ってるだけで目立ってるっつーのに何を言っているんだこの男は。
こんな簡単なことも分からないの?馬鹿すぎん?
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