正しい恋を教えてください。
ハルが目を覚ますと、古海がその顔をジロジロと見ていた。




「...!?」




「ごめんなさい!起きましたか...」




「すっげー目覚ましありがとう」




少し古海は、しゅんとしてしまった。




「紫水くん!ご飯作りました!」




「ご飯?」




そこには、白米や味噌汁、メインには肉料理まである和食だった。




「これ、作ったの?」




「はい!魚料理の方が良かったですか?」




「いや、肉の方が好き」




そう言ってくれて、古海は、すごく嬉しかった。
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