正しい恋を教えてください。
ハルの姿はまるで、耳から耳へと空気が抜けるような感じだった。




その姿に呆れて、憂は挑発するようにハルに言った。




「いいんだな...?俺、古海ちゃん奪うぞ」




ドスドスと帰っていく憂を遠くで見ながら、蓮は呆れもせずにハルの肩を叩いた。
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